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写真でみるヴァイキング時代

北欧&近隣の国の歴史博物館で撮ったヴァイキング時代の出土品(撮影許可を得ています)の写真を公開するページです。(私物コレクションもあります。実物&レプリカ)

ヴァイキングの剣


フローニンゲル博物館所蔵

(フローニンゲン、オランダ)

【参考】
ヴァイキングの剣の実物大レプリカ。

こんな風に装飾されていたと思われます。


全体の長さ : 103cm

刃の部分の長さ : 82cm


重さは2kgちょっとあります。
(私物)

槍の先、矢など


デンマーク国立博物館所蔵

(コペンハーゲン、デンマーク)

サクス(スクラマサクス)

片刃の長いナイフ。

ヴァイキング時代以前よりアングロ・サクソン人が使用していたことで有名。

​ヴァイキングも好んで使ったそうです。


デンマーク国立博物館所蔵

(コペンハーゲン、デンマーク)

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小刀(ナイフ) 

年代は 750-900AD

エストニアのコレクターから譲り受けた出土品。

ユーティリティナイフとして使われたほか、武器としても使用されたようです。

(小型ナイフは敵の咽喉を切り裂くのにたいへん有効だったとか…)

​(私物)

IMG_6269.png

装身具いろいろ。

ヴァイキングは男女とも、装身具が大好きだったようです。
右端のハンマーの形をしたペンダントは、トール神のお守り。
純金・純銀製のネックレスやトルク、ブレスレット、指輪は王侯貴族など富裕層のステイタス・シンボルでした。


デンマーク国立博物館所蔵

(コペンハーゲン、デンマーク)

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ヴァイキング時代のガラスビーズ(単品)。

9-11世紀、直径 12mm

​(私物)

櫛、いろいろ。
ヴァイキングは身だしなみに気を遣っていました。男女問わず、副葬品としてお墓に埋められていたそうです。
素材は、鹿やトナカイの骨。


フローニンゲル博物館所蔵

(フローニンゲン、オランダ)

【参考】
男性の服装。基本的に膝丈のチュニックとズボンに革製の靴。戦士は武器も携帯していました。

右の写真は出陣の準備中らしきヴァイキング。
羊毛製の帽子を被り、剣や槍、弓矢など武具一式のほかに鎖帷子や鉄製の冑(鼻の保護つき)を持っている彼は、かなり裕福な階級と思われます。

「中世兵士の服装 ― 中世ヨーロッパを完全再現!」(マール社)」より(左)

「歴史体験シリーズ バイキング」(同朋社出版)より(右)

【参考】
女性の服装。丈の長い麻(冬は羊毛)のチュニックにエプロンドレスの重ね着です。既婚女性は髪をまとめ、スカーフを着けます。
肩紐の下に着けている二つの楕円形ブローチにぶら下げている鍵束や裁縫道具は女主人の証で、使用人や奴隷達に家事の指示をします。
これは糸紡ぎの作業中。家族の衣服を作るのも主婦の大切な仕事の一つでした。


「Viking Life CLOTHES」(Wayland)より

IMG_0225.jpg

 【参考】

ヴァイキングのウールチュニックとロングベルト。

チュニックはドイツの中世ショップ、ロングベルトは

日本ヴァイキング協会さんの製作。

とても素敵に作っていただきました!

​首飾りは自作

​(私物)

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